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一級建築士による総評

大芝 欽一

D’グランセ東川口アイプレシャス

答える専門家 |大芝 欽一  一級建築士

掲載日:2007年09月07日



全体計画について

総戸数72戸のプロジェクトで、2方向の道路に接面、住棟は南向き及び東向きに配置されています。東側住棟は南東向きに雁行されていて、より多くの日照を確保すると共に外観に変化を与える設計となっています。
リモコン付シャッターゲートを設けた駐車場は、設置率100%で、他に外来用が1台設置されています。人と車との動線が分離されているため(歩車分離といいます)、小さなお子さんがいる家庭にとっては、車との接触の危険性が軽減されるため、購入後の生活に配慮されているマンションといえるでしょう。
東側は、最大約2.9mの高さの擁壁が設置され、さらに植栽をはさんで住棟が配置されていて、プライバシー及び防犯にも効果的です。
躯体構造では、建築基準法の想定する1.25倍の地震力に対して倒壊、崩壊等しないとされている構造(耐震等級2)を採用しています。これは災害時に避難場所としての役割を果たす、学校や病院と同じ耐震レベルですので安心感があります。また国が認定する第三者機関が評価する「設計住宅性能評価」・「建設住宅性能評価」(取得予定)を取得しており、建物の品質及び安全性が認められています。
またバルコニー側は、アウトフレーム逆梁工法を採用しているため、バルコニーの奥行きがやや狭まるという弱点があるものの、採光・眺望に有利なハイサッシを用いることで開放的な空間を創出しています。


セキュリティについて

セキュリティは各住戸と共用部分の火災等の異常を監視する、24時間戸別管理システム「ホームサット24」を採用、防犯カメラをエレベーターやエントランスなど敷地内の各所に設置、ディンプルキーを採用した対策のほか、当マンションのセキュリティ配慮の特徴としては、
1.一部のマンションでは、低層階のみに設置されている防犯センサーを、全住戸の開口部(面格子設置窓・FIX窓は除く)に設置。
2.施錠の際に鍵をさらに回転させることによって防犯システムがセットされる「防犯センサーセットシステム」を採用し、防犯センサーのかけ忘れを防止する工夫がなされている。
3.車の保護と防犯に有効なリモコン付シャッターゲートを採用。さらに、駐輪場入口にもオートロックを設置。
4.接面道路には最大約2.9mの擁壁が人の侵入を阻止。などがあげられ、一般に戸建より優れているといわれるセキュリティ性能をさらに高めています。


まとめ

東京メトロ南北線直結の、埼玉高速鉄道「東川口」駅及びJR武蔵野線「東川口」駅の駅前広場から、一本道を通って徒歩約10分に位置していて、2路線の利用が可能です。徒歩3分の距離には広大な中台公園もあり、また都心へのアクセスもよいため、生活し易い環境であると感じました。
また、冷暖房効率や結露に効果的な複層ガラスを採用したり、購入者向けに、物件概要書、専有部分の仕上表、住設機器一覧表が記録されたファイル「D’File」を提供し、入居後のリフォームや修繕の履歴を残すことで、住戸を手放す際には他のマンションとの差別化を図ることができるようにするなど、入居した後でも、細やかな配慮を居住者に提供するという姿勢が評価できると思います。

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一級建築士:大芝 欽一

建設会社、設計事務所勤務後、設計事務所を33年間経営、数多くのマンション、商業施設、庁舎、学校等のプロジェクトの設計監理を手がけ、建設及び設計界40年のベテラン一級建築士


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