プランについて
「ねぇこのこだわり見てよ」と部屋に招いた人に思わず言いたくなる“サプライズなこと”がたくさん詰まったマンションです。「こんなマンションあったらいいな」と思い描いて探してみても、多くのマンションは、「人気の最新設備」、「メンテナンスが楽なもの」、「規格品の窓や扉」で構成されていて、つまり「より多くの人に受け入れられること」がキーワードになっています。このマンションは「他の人が良いと言うかどうかはわからない。でも私は自分がこだわった空間で生活を楽しみたい」と、思う人々のために計画された「こだわりの空間」です。
それぞれのパーツには、スペインのアンダルシア地方のミハスの美しい街並みから学んだ「空間の演出」や「色使い」が放つ、かなり強い主張が感じられます。でもその主張は空間全体のすべてを押し付けるものではなく、最後の仕上げの部分は「住まう人の楽しみ」として残してあります。住まう人がディレクターとなり創りあげていく行程は、提供される仕様に飽き足らなかった人々の「好奇心」をかきたて、思い描いていた「空間」を実現できる喜びの時間になることでしょう。様々に提案された造作や気になる設備は点数化され、無償オプションとしてそれらを組み合わせて合計100ポイントまで選択できるようになっています。それとは別に、壁材・床材や建具のハンドルなど、まるで「注文戸建住宅の内装や照明計画を打ち合わせするか」のように数多くのサンプルが、打ち合わせスペースの横に並べられていました。
気をつけるべき点は、デザインを重視するあまりに安全性やメンテナンス性を軽視しないということ。毎日のメンテナンスがあまりにたいへんになるとデザインがどんなに素敵でも息切れがしてしまいますし、子育て中の方はお子さんやお友達が怪我せず安全に遊べるかどうかはとても大切なことです。
見えない部分について
オレンジ色のサッシに象徴されたファサードで、そのデザインのクオリティ感が目立っていますが、年を重ねるごとに魅力を増す「住まい」を目指したというコンセプトは、そのデザインのみならずしっかりとした構造計画に裏打ちされています。加えて、セキュリティ面でも24時間365日の警備会社の監視体制をはじめ、いろいろな対策が施してあります。「安心」にこだわりがあってこそ楽しい時間を重ねていくための空間になりえるわけです
周辺環境について
「傾斜地であること」を活かすためのいろいろな工夫が施されています。傾斜する「まてばしい通り」からの動線は車用出入り口とメインエントランスに、駅からの住宅街を抜ける「細いけれどフラットな道」は歩道用サブエントランスに繋げ、使い分けて車歩分離が出来ています。周辺は住宅が立ち並んでいて「都会の喧騒もなく、それでいて不便というほど郊外でもない」エリア。この「北小金」に、好奇心の刺激になる「こだわりのクオリティマンション」が誕生します。購入者は、「北小金に住まう」こと以上に、「こだわりを満たせる」ことに価値を覚える人なのかもしれません。

一級建築士:須藤 明子
主婦・子育ての経験とマンション・戸建の設計実務の経験を生かし、生活面建築面の2方向から鋭くマンションをチェックする一級建築士



