一級建築士による総評

大芝 欽一

ライフレビュー小田原東ブライトコート

答える専門家 |大芝 欽一  一級建築士

掲載日:2007年10月16日



全体計画について

 住棟は東向及び西向に配置されています。総戸数71戸のプロジェクトで、西側道路は、国道一号線に通じる県道で、車の通行量は多めです。騒音に対処するため住戸の窓サッシには、防音性能T-3(TS-35)を採用して外部の騒音レベルを軽減、また断熱二重サッシの採用で結露対策にも配慮しています。

 各住戸の居室はアウトフレーム工法の採用しています。室内には柱型が出ない工法なので、家具等の配置も容易です。ただしリビングダイニングや洋室の天井部分には、壁際ではなく、部屋の中間部分に小梁があって気になります。バルコニーの奥行きは有効幅員で約1.8mと広めで、ティーコーナーやガーデニングなど楽しめます。住戸の玄関前には、アルコーブが設けられていて、プライバシーにも配慮され、住戸間の界壁は、コンクリート厚約180mm、居室床のスラブ厚約200mmと二重床、フローリングは遮音性能LL45等級使用で遮音性を、外壁はダブル配筋で、耐久性を高めています。また室内の躯体部分を断熱材で包み込み、高気密、結露防止、冷暖房効率等の向上に役立つとされる「AE2」工法を採用しています。

 敷地内の駐車場の設置率は約84.5%です。バス便のため、100%の設置率であれば良かったでしょう。駐車場へのアプローチは、歩車分離の動線がなされていて、小さなお子さんのいる家庭でも安心です。

 建物の品質については、国が定める第三者機関が設計・工事検査・書類等を精査した上で適正かどうかを認定する「設計住宅性能評価書」・「建設住宅性能評価書」(竣工後取得予定)を取得していて信頼できます。

 管理及びセキュリティについては、管理員(週5日8時~15時)による人的な安全管理に加え、「セコム」による各住戸と共用部分の火災などの異常を24時間365日常時監視するセキュリティシステムを採用しています。各住戸の玄関錠は、セキュリティインターホンと連動している「防犯セット錠」が採用されており、外出時の防犯セットと帰宅時の防犯解除がワンアクションで操作できます。エレベーターやエントランスなど敷地内の各所に防犯カメラが設置されており、全住戸の開口部(FIX窓を除く)には防犯センサーが備え付けられています。低層階にのみ防犯センサーが取り付けられるマンションが多い中、防犯性が高いと言えるでしょう。またエントランス横には、24時間受取り可能な、宅配ボックスが設置されていて便利です。

 


アクセス

 JR東海道本線・小田急小田原線「小田原」駅からバス約14分「城東高校前」停留所徒歩約3分の距離に位置しています。JR湘南新宿ライン・特別快速利用で「横浜」駅まで約43分、同じく「新宿」駅まで約71分、「東京」駅にはJR快速アクティー利用で約71分です。

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              大芝 欽一

一級建築士:大芝 欽一

建設会社、設計事務所勤務後、設計事務所を33年間経営、数多くのマンション、商業施設、庁舎、学校等のプロジェクトの設計監理を手がけ、建設及び設計界40年のベテラン一級建築士


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